「製造業有する米国」目指す習主席の富国強兵
イランに対する圧勝をついに収めることなく、ドナルド・トランプ米大統領は中国訪問の準備を進めている。
米国の力を誇示し、優位に立った状態で習近平国家主席との首脳会談に臨もうとしたトランプ大統領の危険な賭けは失敗に終わった。米国とイラン戦争により一度延期された末、来週に迫った米中首脳会談を控え、習近平中国国家主席の手にはより多くの切り札が握られることになった。米国がイラン戦争で消耗した莫大な武器備蓄を回復するためには、中国のレアアース(希土類)に依存せざるを得ない。米国はホルムズ海峡の開放と終戦のために、中国がイランに対する影響力を行使するよう求めているているが、中国は泥沼に陥っている米国を救うために積極的に動くつもりはないようだ。中国もホルムズ海峡の開放を望んではいるが、それは米国自ら解決すべき課題だという態度を示している。