「あなたが主張する権利のために」…ボルテールなきボルテールの精神【コラム】
[パク・カンスの虚言録]ボルテールと啓蒙主義(上)
いまでは想像することさえ難しい光景だが、与党「共に民主党」のチョン・チョンレ代表と極右ユーチューバーのコ・ソングク氏が同席して政事を論じたことがある。7年ほど前、韓国放送(KBS)の「ジャーナリズム・トークショーJ」という時事番組の第17回放送にパネリストとして出演したチョン・チョンレ氏は、当時はまだ国会に議席を持っておらず、討論相手として出演したコ・ソングク氏は、ユーチューブの個人チャンネルを開設して間もない時事評論家だった。当時二人が交わした対話からこのコラムを始めよう。この日の放送の討論テーマは「権力とメディアの癒着」で、これについてコ・ソングク氏が「党派的な立場を離れ、大局的な視点からメディア全体が自浄作用に努めるべきだ」というさほど目新しくもない意見を述べると、チョン・チョンレ氏が「私が名言を一つ紹介しよう」と切り出した。