【ルポ】中国の鉱物にひざまずいた米国、韓国の技術を足掛かりに変貌中
米国テネシー州ナッシュビルから北西へ約80キロメートル走ると、一年中干上がらないというカンバーランド川が姿を現した。米国で最も安価な部類に入るというテネシー州の産業用電力と、無制限に利用できる豊富な水資源、製錬所にとっての天恵の条件を兼ね備えたこの地に、米国唯一の亜鉛製錬所がある。6日(現地時間)訪れた工場には、従来の名前の代わりに「クルーシブル・ジンク」(Crucible Zinc)という新しい名前が掲げられていた。「韓国企業と米国政府」が協力する前例のないプロジェクトにより、工場の新たな所有者となった高麗亜鉛が、4月に新たに付けた工場名だった。