戦闘では圧倒的優位の米国が「戦争」に勝てない理由…「政界の目標が不明確」
米国・イスラエルとイランの戦争は、「世界最強」と言われる米軍の戦力を試す試金石だった。2カ月以上にわたって続いている戦争で明らかになった米軍の軍事力は、「名実ともに」強大だったというのが大方の見方だ。開戦直後に敵の領空を掌握し、精密兵器で首脳部を殺害する戦果は、いかなる軍事大国も真似できないものだ。ただし、米軍は戦闘では圧倒しながらも、戦争そのものは勝利を収めていない。今回も政界が掲げた不明確な目標のもとで戦いを始め、戦争の泥沼に陥るという「慢性的な問題」が繰り返されたとみられている。