「海外映画祭招待作『暗殺者(たち)』の上映を阻む」韓国保守野党、行き過ぎた攻勢
韓国の保守野党「国民の力」が、1974年の陸英修(ユク・ヨンス)女史(朴正煕元大統領の夫人)の銃撃事件を扱った映画『暗殺者(たち)』に対し、度を越した政治攻勢を繰り広げている。同党は4日、所属議員全員の名義で、同作を開幕作に選定したシンガポール国際映画祭側に上映の撤回を求める書簡を送ることを決めたのに続き、5日にはチャン・ドンヒョク代表が陸英修夫人の生家を訪問する予定だ。歴史的事件に映画的な解釈を加えた創作物に対し、政界が先頭に立って「不道徳」「反逆」と非難の嵐を浴びせたことを受け、保守団体は主演俳優の自宅前で抗議集会を開き、集団行動に出るなど、混乱が広がっている。