イランの「決済エコシステム」締め付ける米国…成否はやはり中国の協力
米国のトランプ政権は、約6カ月間の軍事作戦でイランの屈服を引き出せなかったため、戦線を「経済戦」へと広げつつある。イランの原油・金融部門を中心に圧力をかけてきたこれまでの制裁から一歩踏み出し、イランと取引する第三国の企業や金融機関をも米国の金融システムから排除すると圧力をかけることが要となっている。軍事作戦と交渉が行き詰まっている中、事実上「戦争の第2ラウンド」が開始されているわけだ。ただし、制裁の成否を分ける最大のイラン原油の購入国である中国の大手銀行や企業を実際に制裁するかははっきりしないため、その効果をめぐっては懐疑論も出ている。